高齢化社会を迎えたせいか最近 「老い」 についての話題をよく耳にするようになりましたが、 老いは今急に訪れたのではなく、 昔から誰にでも訪れる大切な時です。
精神科医の新福尚武氏が 「さわやかに老いる知恵」 (婦人の友社) の中で、 人間の老い方を教える 「心訓十カ条」 を紹介しております。
一、 老人で、 いちばん寂しいことは、 する仕事がないことである。
一、 老人で、 いちばん惨めなことは、 人間らしい生活ができなくなることである。
一、 老人で、 いちばん悲しいことは、 敬して遠ざけられることである。
一、 老人で、 いちばん醜いことは、 過去にしがみついて生きていることである。
一、 老人で、 いちばん不幸なことは、 「老い」を受け入れられないことである。
一、 老人で、 いちばん幸せなことは、 事柄の本質が見極められるようになることである。
一、 老人で、 いちばん嬉しいことは、 まだ社会に役立つことができると自覚できることである。
一、 老人で、 いちばん美しいことは、 若い者のために陰の力となってやることである。
一、 老人で、 いちばん楽しいことは、 年齢のことなど忘れて好きなことに没頭することである。
一、 老人で、 いちばん尊いことは、 死を忘れないことである。
企業戦士や、 子育てを終えた教育ママなどは、 老年性うつ病に罹り易いと言われます。 人生は短距離競走ではなくマラソンのようなものです。 あるいは次世代にバトンを託す駅伝のようなものであると言えます。 故に焦らずたゆまずゴールを目指して前進しましょう。
コヘレトの言葉3章1節に 「何事にも時があり、 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。」 とあります。 誰にも成すべきことが折々、 備えられているとするならば、 そこに生きがいを見出せるはずです。

